侯爵令嬢ユリア・ローレンツは、まさに婚約破棄されようとしていた。しかし、彼女はすでにわかっていた。自分がこれから婚約破棄を宣告されることを。
彼女は少し先の未来をみることができる能力を持っていた。
妹が仕掛けた冤罪により皆から嫌われ、婚約破棄されてしまったユリア。
しかし、全てを諦めて無気力になっていた彼女は、王国一の美青年レオンハルト王太子の命を助けることによって、運命が激変する。
この話は、災難続きでちょっと人生諦めていた彼女が、一つの出来事をきっかけに、自分の能力と頑張りで運命を変え、クールだったはずの王太子にいつの間にか溺愛されてしまうというお話です。
カクヨムでも掲載しています。
(この小説は過去に投稿した短編を加筆・修正して書いています)
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