素直に「心配している」と言えなくて妻を失った。

著者:瀬崎遊

婚約の申込みをしたのだから相手には好きだと伝わっていると信じていたアーベンは結婚初夜に疲れた顔をしている妻を慮って『一人で寝ろ』と酷い言葉を言ってしまう。
妻は心の内側に閉じこもってしまい、その後にどれだけ愛ていると伝えても届かなくなってしまう。

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