不運な俺は異世界に行っても不運な様です

著者:試験管

 どこまでもずっとついていない青年、秋山霧斗。
 名前だけはヤンキーみたいで強そうだねと言われる。
 ある日学校に向かう途中、電車を待っていたら後ろで騒ぐ少年達にぶつかった。ふわりと浮く身体。視界を占める通勤電車。プツリと途切れる意識。死に方まで運がないわ〜。
 目が覚めると真っ白な世界。
 目の前には先程後ろで騒いでいた少年達が土下座している。
 後ろにめっちゃ偉そうな爺さん。

 彼等は神様と、神様候補生だという。

 それぞれ一つだけ願いというか祝福を授けて、異世界に転移させるよ、との事。
 ラノベ知識を総動員して【言語対応】【アイテムボックス】【鑑定】【魔法】【常識の為のマナーブック】そして【幸運】をお願いした。
 なんてったってオレは不運。それを塗り替える幸運をつけてもらえれば差し引きゼロで普通くらいにはなれるはず!
 常識マナーブックがあるからオレTUEEEとかならないし、無自覚系無双とかにもならないはず!

 毎週月曜日午前0時定期更新中。
 3月11日より春の更新祭り開催予定。

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