殿下、予言にある『滅びの魔女』は婚約者の私です。

著者:辺野 夏子

公爵令嬢のアマーリエは王太子セオドアとの婚約の直後、自分が読んでいた小説の登場人物に転生してしまった事を思い出す。アマーリエは聖女にセオドアを奪われ、嫉妬の炎に身を焦がし、災厄をもたらす「滅びの魔女」となる運命だ。アマーリエはなんとか呪われた運命から抜け出そうと自分なりに努力するのだが、運命は何度でも彼女の前に立ちはだかる。追い詰められたアマーリエはとうとう、セオドアに自分が呪われた滅びの魔女であることを告げる。 普段よりちょっと暗くて過激ですが、基本ハッピーエンド(救済)です。

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