人の顔がすべて『∵』に見えるので、この子の父親は誰かがわかりません。英雄騎士様が「この子は俺の子だ」と訴えてくるのですが!

著者:澤谷弥

王宮治癒師のルシアは解呪に失敗し、人の顔がすべて『∵』に見える呪いを受けた。
さらに、二百年前に生きていたクレメンティという女の霊に取り憑かれる。
それでも特に不便を感じていなかったルシアは、王宮治癒師としてそのまま働いていた。
騎士団の昇格試験がある日に、一人の騎士が媚薬を盛られ、たいへんなことになってしまう。
その治癒のためにルシアは身体をはるが、もちろん相手の騎士の顔は『∵』。
それから数年後、ルシアは息子のカイルと義父のルーファと過ごしていたが、カイルの父親と名乗る男がやってきて――。
人の顔が『∵』に見える治癒師と。
息子がこんなに自分そっくりなのになぜ父親だと気づいてもらえないのか悩む騎士団長のラブファンタジー。
※タイトル変更しました。旧タイトル『この子は私の子ですが、父親は誰かがわかりません。英雄騎士様が「この子は俺の子だ」と訴えてくるのですが!』
※他サイトにも掲載

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