女神ですが信者の不憫令嬢を幸せにするためざまぁしたり奔走していたら、公爵に求婚されました

「女神様、どうかお許しください……! 私もう耐えられません。生きているのが辛いのです……っ」
 私は目を見開いた。愛しい信者が、今にも剣を胸に突き立てようとしているのだ。奇跡が起きなんとか止められたものの、彼女――ユーフェミア・コールエタース子爵令嬢の魂は深く傷つき、肉体へ戻らない。このまま捨て置けば、死は免れないだろう。女神である私ノクスは仕方なく、彼女へ憑依し身体を借りることにした。それにしても、誰がここまでこの子を追い詰めたのかしら?
「さあ。私のユーフェミアを虐めたいけない子には、お仕置きをしなくちゃね」
 最愛の信者を幸せにするため奔走していたら、最強の公爵様と出会い求婚されるに至るまでのお話。

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