映画館で偶然隣の席になった二十代中盤くらいの同年代の美女と仲良くなり、そろそろ告白しようと思った最中、その美女が女子高生だということが発覚した!?

著者:間咲正樹

「映画凄い面白かったですね!」
「え?」

 映画館で偶然隣の席になった、二十代中盤くらいの同年代の美女から声を掛けられた俺。
 これをキッカケに俺と美女は仲良くなり、毎週末一緒に映画を観に行くような間柄になった。
 彼女の名前は三奈戸伊織さんといった。
 三奈戸さんは見た目の割に子どもっぽい一面もあり、そのギャップに俺の心は惹かれていった――。

 そんなある日。
 どうやって三奈戸さんに告白しようか悩みながら、会社帰りに一人で裏路地を歩いていると――。

「あっ、脇田さん!」
「っ!」

 後ろから不意に、声を掛けられた。
 こ、この声は――!

「あっ、三奈戸さ、ん……?」

 振り返ると案の定、そこにいたのは三奈戸さんだった。
 だが、三奈戸さんの格好を見た俺は、その場で完全にフリーズした。
 ――三奈戸さんは、高校の制服を着ていたのである。
 な、なにィイイイイイイ!?!?!?

※「小説家になろう」は株式会社ヒナプロジェクトの登録商標です
本サービスは株式会社ヒナプロジェクトが提供するものではありません

レビュー