私を冷遇する夫が、人違いに気付くまで。

著者:A

側妃の娘であるハナは、魔力の証である『石』を持たずに生まれたこともあり、『石なし』として王宮で虐げられ、まるで存在しないかのように扱われてきた。しかし姉の王女イリアが『呪われている』と噂のアンクルヴァン公爵に求婚されると、その身代わりにされることに。
夫となった公爵は、花嫁がイリアではなく、その妹であることを知ると激高し、ハナを屋根裏に追いやってしまう。
また冷遇される生活が始まるのかと思いきや、どうも夫の様子がおかしくて……。

「イリヤはぼくのことが好き……嫌い……好き……」
一人で花占いをするほど『姉』を愛しているらしい公爵が、あるとんでもない間違いに気付いて後悔するまでのお話。

※2万字ほどの短いお話。さくっと終わります。

※「小説家になろう」は株式会社ヒナプロジェクトの登録商標です
本サービスは株式会社ヒナプロジェクトが提供するものではありません

レビュー