二周目の王子が甘すぎて、死に戻り前に戻りたい公爵令嬢

著者:鍋住ゆげ

それは、テンプレな婚約破棄だった。だから私も受け入れた。
その帰り、馬車が事故をおこして私が死ぬのも、テンプレのうちの一つだったのかも知れない。
じゃあ次は、生まれ変わって、色んなことしてみたい。あのバカ王子と猫かぶり令嬢さえいない世界なら、例え道端の雑草だって構いません!てんとう虫さんやカマキリさんたちと仲良くなるから全然大丈夫。
なのに――今、私の目の前には、私に婚約破棄を突きつけた王子、ヴィクトールが六歳の姿で立っていて!?
あぁ、知ってる。ここで私は彼から婚約されることを。
だから断ろう――で、断ったら王子がギャン泣きしてきたのですが!!

これは、婚約破棄パーティー後に六歳まで死に戻った公爵令嬢と、人格が甘々に変わってしまった王子の恋のお話。

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