彼女は愛せないんだが

著者:夢幻

「もう一度言う。…君を愛することは、一切ない」

黒髪紫瞳の女性に、睨み付けるように宣言する。

分かってもらえるだろうか、と息をつく。───僕にとって彼女は最悪の相手なのだから。

学園で追いかけ回された伯爵嫡男(子持ち)と追いかけ続けていたはずの公爵令嬢のちょっとずれたお話。「彼に愛されなくても、ねえ?」の彼視点とちょっとした続き。

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