【完結】余命1年の花嫁は、グルメ吸血鬼と禁忌を犯して長生きする ~婚約破棄された上に呪われたし、もう家には帰りません~

著者:兎本 ゆめ

 尽くし癖のある公爵令嬢のアコナ。
 彼女は結婚式当日に姉に婚約者を奪われた上に、母親にかけられた呪いによって余命が1年になってしまう。

 そんな窮地に現れた美しい青年ワルター。
 優秀な魔法使いとしての功績を認められ、魔法伯として活躍する彼の正体は、花を食べる吸血鬼だった!

「君の花魔法が喉から手が出るほどに欲しい。俺には君が必要なんだ。結婚してくれ」
「私はワルターさんを利用します。だから、あなたも私を利用してください」

 アコナは彼に呪いを解いてもらうために。
 ワルターはアコナの特技である花魔法を目当てに。
 利害の一致で結婚することになったふたりだが、共に幸せになることを誓う。

 呪いの解き方が、禁忌を犯すという方法でも。

 愛さないことを誓い合った夫婦が、あらゆる禁忌(例 深夜のデートや結婚前の添い寝)を犯してでも、長生きを目指して幸せになる物語。
 

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