誰にも言えない秘密 ー聖女の婚約者候補だった王太子は勇者に愛を囁くー

著者:木月橘

 エリシアは魔の物から人類を守護する結界を王国内で唯一張れる聖女だ。
 魔王を滅した勇者と呼ばれるようになった少女もエリシアだけに懐いており、全世界の女性の憧れを詰め込んだような存在だった。

 そんな彼女には多くの婚約者候補がいる。

 自国の王太子、魔法騎士、神官子息、公爵子息、魔導師団長子息……名だたる高位の王侯貴族がエリシアの婚約者候補だった。
 けれど彼女が思うのは唯一人。

 しかしその想い人は、自身の婚約者候補である筈の王太子は、エリシアの目の前で勇者に跪いていた。
 愛していると、そう言いながら。

※三話+おまけで完結です。
その後は本筋とは関係の無いゆるいまったりとした話が続きますが、タイトルから反れた話になるので忘れた頃に投稿します。

相変わらずのあらすじ詐欺のハッピーエンドです。ご安心下さい。
残酷な表現やグロテスクな発言等が脈絡なく飛び出します。主に勇者から。
乱暴な言葉や汚い言葉も出てきます。主に勇者から。

以上の点に地雷がある方は避けて下さい。

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