【いつかわたくしを捨てるときに、オズワルド様がなんの後悔も抱きませんようにーー】
妹の策略で顔に大火傷をおってしまい、仮面令嬢と嘲笑の含まれたあだ名で呼ばれるマリアベル。
ある日唯一の貰い手であった婚約者からも婚約破棄を願われてしまう。
そんな傷心の彼女を救ったのは一人の美しい青年だった。彼はすぐさまマリアベルに婚約を申し込む。
しかしマリアベル以外の者には彼が腰の曲がった老人に見えているようでーー?
長年慕い続けていた相手の仮初めの妻(だと思っている)になったマリアベルと、過去の恩人を忘れられずにいるがマリアベルの真っ直ぐさに可愛がりたくなる夫の両片思い。
マリアベルが一歩前向きになるまでの話。
※続きを読みたいと言ってくださったので、元婚約者に会う話を更新中です。終わり次第完結に戻します。
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