御日 陽火は、幼馴染の詩 都に、幼い頃からずっと片思いをしていた。ところが、都がもう一人の幼馴染である紅葉 駿を好いていることを知り、陽火は失恋してしまう。
都だけでなく、多くの女性に愛される駿。陽火はただ一人、虚しくその光景を眺めていた。
ずっと想っていた都を失い、劣等感と絶望でいっぱいになった陽火は、駿という選択肢がありながらも、自分を選んでくれる女性を心の底から渇望するようになる。
唯一の特別な友人である伊瀬 莉愛と、姉の柚梨花に助けられながら、深く刻まれた劣者の痛みを癒すべく、陽火は動き出す。
※VR要素、SF要素あり。
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