「出来損ないだと言われ一族を追放された少年、実は虚無魔法の使い手で後々魔法学園で大暴れする」みたいな話のブラコン兄視点
「魔法の名門マキュル一族の末っ子に生まれたカルナは、一族の水魔法を使えず、そのせいで十歳にして半ば殺されるような形で一族を追われてしまう。しかし幸運にも彼は『外れの里』の首領ヴィーナの一団に拾われることとなり、修行によって最強の虚無魔法に目覚めるのであった。五年後、カルナは王都の魔法学園に入学する。強大な力を手にした彼は、この学園でどのような選択をするのか──」
みたいな物語の、弟を守ろうとしたブラコン兄視点のプロローグ。
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