王太子の婚約者であったエルミーナ・メルヴァは婚約者を異母妹であるミルカ・ニースによって奪われ、荒野へと捨てられた。
娘を道具として見る父、無関心な母のもと、模範的な淑女であるべく厳しい教育と抑圧に耐えて来たエルミーナは、死に瀕して生まれて初めて強い憎しみを胸に頂く。
そして、怒りと憎しみを芽生えさせながらも彼らに一矢報いる事すら出来ぬまま死を迎えようとした彼女の元へ、救いの手が差し伸べられた。
多分10万字程度で終わる予定。6万字程度執筆済みです。
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