ほねのあるくらげの小説一覧

小説家になろう

余計な遠慮とプライドは、愛するうえではむしろ邪魔

「婚約が決まったから、お前とはもう会えない」   娼婦まがいの仕事をしていたエデは、兄妹同然に育った幼馴染の軍人にそう言われた。  「あんな男より、私のほうが貴方を幸せにできますよ」  馴染みの上客である商人は、悔しげにそう言った。  そこまで言われれば、エデだって腹をくくるしかないというも....
著者 : ほねのあるくらげ
小説家になろう

いかにしてその聖女は裏切り、堕落するに至ったか

あるいは、望まぬままに聖女として祀り上げられた悲劇の少女が、しあわせになるまでの過程。....
著者 : ほねのあるくらげ
小説家になろう

この結婚は契約であり

修道院で一生を過ごすつもりだった貧乏伯爵家の娘、シャルリア。 彼女のもとに舞い込んできたのは、まだ若いながらすでに二度の離婚歴がある資産家レオンヴァルトとの縁談だった。 彼がシャルリアに対して提示した条件は二つ。 一つ、夫婦の子供は望まない。 一つ、彼の“娘”を傷つけない。 これさえ守れば、シャル....
著者 : ほねのあるくらげ
小説家になろう

いかにしてその悪役宰相は、暗躍するに至ったか

「隣国の姫との婚約は破棄する」 王の宣言をきっかけに、少年の運命はがらりと変わった。 「公爵令嬢との婚約は破棄する」 その二十年後。王子の宣言をきっかけに、国はあっさりと滅びた。 ※少年の性的虐待をほのめかす描写があります....
著者 : ほねのあるくらげ