久野真一の小説一覧

小説家になろう

下着泥棒を捕まえたら幼馴染だった件。これ、どうしてくれよう。

 俺、八幡駆(やはたかける)は夏の夜、消灯した部屋で「犯人」が来るのを待ち構えていた。  最近、何故か外に干したトランクスやTシャツが忽然と消えているのだ。  今日こそ張り込んで捕まえるぞと身を潜めていた所、外から謎の人物が。  追いかけっ子の末、犯人を取り押さえるのに成功した俺だが、正体を知って愕....
著者 : 久野真一
小説家になろう

幼馴染ざまぁについて二人で考えてみた

 天道駆(てんどうかける)は、フツメンでごく普通の高校二年生。  彼には、三輪雪歩(みわゆきほ)という、地味でごくふつーの幼馴染が居た。  ある時、「幼馴染ざまぁ」作品を見た彼は、雪歩に見せて感想を聞いてみるのだが……  「この幼馴染、人間じゃなくてモンスターじゃない?」  雪歩の感想は容赦ないもの....
著者 : 久野真一
小説家になろう

幼馴染に告白したら、交際契約書にサインを求められた件。クーリングオフは可能らしいけど、そんなつもりはない。

 羽多野幸久(はたのゆきひさ)は成績そこそこだけど、運動などそれ以外全般が優秀な高校二年生。  そんな彼が最近考えるのは想い人の、湯川雅(ゆかわみやび)。異常な頭の良さで「博士」のあだ名で呼ばれる才媛。  彼はある日、勇気を出して雅に告白したのだが―  「交際してくれるなら、この契約書にサインして欲....
著者 : 久野真一
カクヨム

清楚系後輩な新入社員が、「デート行きませんか?」と誘って来たのだけど

 俺、楠木立樹(くすのきたつき)は、IT系企業のR&D部門に所属の社員。  今年の春で三年目、そして、新入社員の教育係を任される事になり、割と順風満帆だ。  最近の俺には少し悩みがあった。新卒社員の一人、富島由紀子が何度もデートに誘ってくるのだ。  恋愛的な意味でなのか、先輩社員への憧れなの....
著者 : 久野真一
小説家になろう

幼馴染に告白したら「無理」と断られた。一年後、彼女に逆告白されたけど、「もう遅いよ」とちょっとだけ意地悪してみた

 ジャンル別日間最高一位(2021/05/30時点)  ジャンル別週間最高五位(2021/06/01時点)  ありがとうございます!  僕、堀内浩二は、一年前、ずっと仲良くしていた幼馴染の春香に告白した。  「ずっと、ずっと好きだった。付き合って欲しい」と。  でも、彼女の返事は「ごめん、無理だ....
著者 : 久野真一
カクヨム

出来たばかりの後輩な彼女が初々し過ぎて、困るけど可愛い

 坂下裕也は、この春、高校二年生になったばかりの、青春真っ盛りの高校生。  そんな彼は、今は幸せの絶頂。女子校に通う、一歳下の真中久美に告白してOKをもらったのだ。  しかし、二人の仲には少しだけ問題があった。久美は男性に免疫がないため、凄まじく照れ屋だったのだ。  手を握るだけであわあわ、抱きしめ....
著者 : 久野真一
小説家になろう

長年付き合って来た甲斐甲斐しい後輩な彼女に「別れません?」と言われたんだけど

 俺は、御堂和彦。文学部の大学二年生。特に言うことがない平凡な大学生だ。  隣に、最愛の彼女である、一年後輩の若松雪菜がいることを除けば。  雪菜とは高二から付き合い始めて、自他ともに認めるラブラブカップルと言っても良い。  断言してもいい。  そのはずなのだけど……。  「先輩、私たち、別れません....
著者 : 久野真一
小説家になろう

幼馴染に卒業式の後で告白したら、何故か詰め寄られたんだけど:「ならなんで、昔、私を振ったの!?」待て、それは誤解だ。

 俺、新田勇気は、高校の卒業式が終わった後の教室で、幼馴染の奥出果歩と向かい合って立っていた。  六年間暖めた、幼馴染の結城果歩への想いを今日ここで打ち明ける予定なのだ。  振られる可能性は百も承知。しかし、告白のタイミングは今日しかない。  そう思って、 「六年間、ずっと好きだった。果歩。付き合....
著者 : 久野真一
小説家になろう

通りがかりの俺は、不良に絡まれたお姉さんを助けてみたのだけど、俺に惚れたりはしなかった。やはり物語と現実をごっちゃにしてはいけない

 俺、羽生浩二が駅の近くの道を歩いていると、不良に絡まれた綺麗なお姉さんを見かけた。  まあ、もののついでだし、人助けも悪くない。  そう思って、助けに入って不良を追っ払ったのだけど、お姉さんは、足早に去ってしまった。  「ま、現実はこんなもんだよな」  少しだけがっかりしつつ、でも爽やかな気分で場....
著者 : 久野真一
小説家になろう

「大きくなったらお嫁さんになる!」にマジレスした結果

 工藤道久(くどうみちひさ)は、平凡……では全然ない高校生。何が平凡ではないか、と言えば  幼稚園の頃、結婚の約束をした倉敷古織(くらしきこおり)とそのままお付き合いを始めて今に至るのだ。  そして、高校3年生になった今、そんな普通でない自分たちの関係を改めて振り返る道久だったが-  これは、幼い....
著者 : 久野真一