仁司方の小説一覧

小説家になろう

婚約破棄の出足を全部潰す悪役令嬢

政略として婚約関係にある、大公ノヴァンと公爵令嬢エルシャード。 お互い、真の愛はないことを承知しているはずだったが、ノヴァンは婚約破棄を画策する。 一方、格上の家の娘であるエルシャードは、ノヴァンに婚約破棄されたところで痛くも痒くもないのだが…。....
著者 : 仁司方
小説家になろう

待ち続ける女に奇跡は起きるのか

階級社会にヒビ割れが生じてきた時代―― 海運業で財を成したラポート家に、由緒正しいハルーヴァ侯爵家から縁談がもちかけられる。最近財務が傾き気味のハルーヴァ侯の目当ては持参金であった。 ラポート家の娘アイラが嫁ぐことになったが、ハルーヴァ侯家の長男リチャードは貴族出身ではない相手との結婚を拒否した。次....
著者 : 仁司方
小説家になろう

黙っていれば見分けがつかない双子の姉妹と、なぜか区別できる婚約者の謎

エリシラとカティアは美人の双子姉妹。ただし性格はずいぶん異なる。姉の婚約者アレクシスを誘惑しようと、エリシラに変装したカティアだったが、あっさり見破られてしまった。 それを堂々と姉にぶちまけて、理不尽な言いがかりをつけるカティアもカティアだが、エリシラは婚約の儀式以降1度も会っていない婚約者が、どう....
著者 : 仁司方
小説家になろう

行き倒れの死にかけ吸血鬼にしかたなく血を恵んだら、思ってたのと違う展開になった

道を歩いていたらチビの吸血鬼が路端で干からびていたので、ちょっとだけ血を吸わせてみたら翌日とんでもないことになった。....
著者 : 仁司方
小説家になろう

召喚された聖女は先客の勇者がちょっとムカつく

どこにでもいるただの一般人である「わたし」は、仕事帰りにいきなり異世界に召喚されてしまった。なんか周りの人はわたしのことを〈聖女〉だとかいって拝み始めるし。あーもう、面倒くさいな。 地球からは〈勇者〉とやらも召喚されていた。…んだけど、その勇者くんは、わたしの顔見るなり「なんだオバンか」って。これだ....
著者 : 仁司方
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妹が「修道院には行きたくない」と泣くので、姉は婚約者を譲って自力婚活することにした

貴族は没落すれどもいまだ名を保ち、成金は勃興すれどもいまだ社会的地位を認められていない時代。新興ブルジョワ商の娘である「わたし」には、貴族の婚約者がいた。向こうの家の目当ては持参金、こっちの父の目当ては格式。当事者であるわたしと先方は、一度お茶を飲んだだけ。 多額の持参金を二回払う余裕のない父は、妹....
著者 : 仁司方
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転生したら滅亡トリガーを引く悪役令嬢だったから、どうにか王国存続ルートに入りたかっただけなんですけど(あと、婚約破棄後の生活環境がよさそうな修道院を確保したかった)

生前やってたゲームの世界に転生したと思ったら、これ乙女ゲーじゃないし!? なんでよりにもよって高難度タワーディフェンスゲーの世界なのよ神さまのいけず! ……けど、まだゲーム開始前みたいね。それなら、私は国防の要である聖女をいじめ抜いたあげく大怪我させてしまった悪役令嬢なわけで、聖女さえ無事ならハード....
著者 : 仁司方
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山出し聖女とその出逢い

山奥のド田舎で生まれ育った「わたし」に、どういうわけだか〈聖女〉のチカラがあるっていうんです。 学がなければ作法も知らない、神か運命が気まぐれで選んだ山出しに、聖女として最低限の常識を身につけさせようというわけで、わたしは王都の学院に通うことになりました。 さっぱり勉強もマナー修得もはかどらないわた....
著者 : 仁司方
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「ごきげんよう淫乱ピンク」と悪役令嬢に言われたので、第一印象どおりに振る舞ってみることにした

100%純正庶民だったにも関わらず、運命のいたずらで男爵家の養女となった「わたし」エルゼヴィカは、とうとう上級貴族の子女子弟だけが進学するはずの、王立高等学院に入学することになってしまった。 入学初日そうそうに、第2王子ダグラス殿下の婚約者、マルガレーテさまから「淫乱ピンク」呼ばわりされてしまう。 ....
著者 : 仁司方
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婚約破棄をしろと言われたけれど、身に覚えもなければスキャンダル捏造をされたわけでもなかったので原因究明をしてみたら、事態が斜め上に展開しました!?

「婚約破棄をしてください!」 公爵令嬢ハリエットにそう要求してきたのは、なぜか婚約者の妹だった。なぜ本人ではなく妹の口からこんなことを言われなければならないのか? もしや極度のブラコンである妹が、兄を取られまいとしているのか? はたまた、ハリエット自身はあずかりしらぬ悪い噂が社交界に広まっているのか....
著者 : 仁司方