通木遼平の小説一覧

小説家になろう

林檎姫を怒らせないで

 アーケア公爵令嬢クリスティーナは「男に媚を売るふしだらな令嬢」と噂され、すぐに顔を真っ赤にすることから“林檎姫”と呼ばれいた。事実無根の噂話に怒りを覚えるクリスティーナの唯一の心配は、戦場に行っている婚約者がその噂を聞いてどう思うか。  そして戦場から戻った婚約者のジュリアスはクリスティーナの噂....
著者 : 通木遼平
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王太子殿下に婚約者がいるのはご存知ですか?

 マレクは姉のエスコートをするために王立学院の卒業を祝う夜会に参加していた。そこに来賓として招かれていた王太子レオナルディが、姉の友人で平民のセイラをエスコートして現れる。二人は王太子が在学中だった頃からその関係を噂されていて、王太子の卒業後に入学したマレクもその噂を知っていた。  姉は何でもないよ....
著者 : 通木遼平
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旦那様はチート様

 精霊と共存するノース王国では、精霊の力を借りることで人々は魔法を使うことができた。  そんなノース王国の公爵令嬢であるイーリスは学園の卒業パーティーで婚約者である王太子から婚約破棄を突きつけられた上に精霊を奪われてしまう。  翌日、失意のイーリスの元を訪れたのは元婚約者の異母兄である第一王子カー....
著者 : 通木遼平
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レイチェル・パーシヴァルの書簡集

「僕と同じ、虹色の虹彩を持っている女性と出会えたら――やぶさかではありませんね」  フォルトマジア王国の若き魔術師団長があげた結婚相手の条件が、王立学院に通うレイチェル・パーシヴァル伯爵令嬢を悩ませていた。  彼女は自分の学費などの援助をしてくれるアラン・スミシーという男に手紙で日々の出来事や悩み....
著者 : 通木遼平
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オスカー・ローラントの幸福

 フォルトマジア王国で特別魔力が強い者の証である虹色の瞳を持って生まれたオスカー・ローラント。彼は幼い頃、一人の女の子に言われたことがきっかけで彼女を大切に想うようになる。  成長し、若くして魔術師団長になった彼はその就任を祝う夜会で理想の相手を問われ、「自分と同じ虹色の瞳を持つ女性」だと答えた。 ....
著者 : 通木遼平
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未来の宰相の妻にはふさわしくありません!

 伯爵令嬢のリーシャは、友人で未来の宰相として注目されているカレルと一緒にいたところを男爵令嬢のミアに「カレルの迷惑だから付きまとうのはやめて」と注意される。  困惑するリーシャだったが更に悪いことにそれ以来ミアに突撃され、彼女の取り巻きからは睨まれ、挙句の果てに「未来の宰相の妻にふさわしくない」と....
著者 : 通木遼平