雲丹屋の小説一覧

小説家になろう

勇者は唐揚げが食べたい

魔獣の跋扈する世にあって、その男は燦然たる英雄だった。 だが英雄である男の願いは 「うまい唐揚げが食いたい」 ーーー 世界各地で怪物討伐をしては、その肉を唐揚げにして食っている変わり者の英雄バリーと、その幼なじみであるユーリの物語。 基本的にユーリが営む宿屋兼食堂にバリーが帰ってきたときのシーンだけ....
著者 : 雲丹屋
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転生はしたものの……ジャンルがさっぱりわからない

うっかり転生したのはいいとして、自分の転生先が、何系の世界なのか、ジャンルがよくわからない。 前世で下手にあれこれつまみ食いしていたのが災いし、特にのめり込んでいた”原作”の心当たりがまったくなかったのだ。 な~ろっぱ貴族で美形でハイスペックなのはいいが、次の展開がわからない。 ハーレム?ゲーム?悪....
著者 : 雲丹屋
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庭守りと主

物心ついたときには、その庭が私の働き場所であり唯一の居場所だった。そこ以外に所属すると感じられる場所はなかったのだ。 庭の主との約束は、庭を手入れしてきれいに保つことと、客人が来たときは目につかぬように姿を隠しているととの2つ。 私にとってはこの庭が世界の全てで、主のためにこの庭を美しく保つこと....
著者 : 雲丹屋
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愛憎拗らせる裏切り者に転生したけど主人公に興味がありません……どうしよう

フィクション世界に悪役転生した。 そういう話は大好きだったので、悪役上等!ではあるのだが……。 困った。このキャラ、軍の団長への思い入れ過剰で、敬愛がいつしか憎しみになって裏切る役なのに、この話の団長にも自キャラにも思い入れがない。 ストーリーは好きだったので、振られたロールは完遂したいんだけ....
著者 : 雲丹屋
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一角獣の赤い糸

政略結婚だった。 彼女は隣国の名家の娘で、10歳近く年下だ。 王国の属領の当主である俺は、隣国との停戦協定の補足条項として、彼女と結婚した。 しかし、隣国との間に再び戦争が起こり、俺は身重の妻を残して戦場に向かった。 ーーー 中世ヨーロッパよりは、ちょっと古代よりの世界です。 なーろっぱ的に簡単に訳....
著者 : 雲丹屋
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青い鷹は翼を休めたい

「白い結婚、黒い悪妻 〜贅沢は素敵だ」 <https://ncode.syosetu.com/n7720id/> の番外短編置き場です。 先に本編をお読みください。 そして、本編で満足したら、こちらには戻って来なくても大丈夫! 本編の感想欄で皆様の感想を読ませていただくうちに、思いつい....
著者 : 雲丹屋
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白い結婚、黒い悪妻 〜贅沢は素敵だ

若い頃、夢中になって読んだ長編ファンタジー小説の主人公の妻に転生した。主人公の妻なのに登場シーンのほとんどなく、ただ"悪妻"と噂される描写が少しある程度だった人物だ。 その小説は、メインキャラはほぼ全員男で、群雄割拠の乱世における英雄達の戦争と冒険の話だったため、硬派な主人公が各....
著者 : 雲丹屋
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溺愛できない!国が滅びると困るのでやり方を教えてください

悪役令嬢でもヒロインでもなく、婚約破棄する側のメイン攻略対象王子が、乙女ゲーム?シナリオ知識持ちになってしまった話。 聖女を溺愛できないと国が滅びるのに、ヒロインが好みじゃない王子は、困った挙げ句、最も信頼できる相手に「溺愛のやり方を教えてください」と頼み込み……。 気軽にサクッと読める短編です....
著者 : 雲丹屋
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悪役令嬢対策は家族会議で

悪役っぽい公爵の令息に転生した。 流行り病で熱を出したのが原因で前世を思い出したのだ。 互いに関心のない冷え切った家族関係の公爵家のはずなのに、俺はすぐに父親である公爵に呼び出された。 その場には顔を見る機会も稀な母親も呼ばれていて……。 ーーー 主人公の妹が悪役令嬢になって公爵家がお取り潰しになる....
著者 : 雲丹屋
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悪役令嬢ものなんかに転生してしまいました……逃げていいですか?

悪役令嬢ものに転生しました。 面倒事は嫌なので、ひたすら大人しく、可能な限り常識に配慮して行動したものの、状況は好転せず、ストレスフルな日々を過ごすこと1年。 今日はとうとう婚約破棄による破滅の日です。 ……逃げていいですか? ーーー 異論を挟ませず逃げる話です。....
著者 : 雲丹屋