庭守りと主

著者:雲丹屋

物心ついたときには、その庭が私の働き場所であり唯一の居場所だった。そこ以外に所属すると感じられる場所はなかったのだ。

庭の主との約束は、庭を手入れしてきれいに保つことと、客人が来たときは目につかぬように姿を隠しているととの2つ。

私にとってはこの庭が世界の全てで、主のためにこの庭を美しく保つことが私のすべてだった。
でも、やがて主は庭に姿を見せなくなって……。
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ひたすら主の命を守って、人に姿を見せずに、庭を手入れし続ける庭守りのお話です。
最後まで主人公の外見描写一切なし!
ご自由にどうぞ。
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ジャンルの付け方がよくわからなかったので、分類間違っていたらすみません。
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23/8/8に日間ジャンル内1位(総合17位)いただきました。
ありがとうございます!

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