宮廷仕えの聖女の護衛は、王や宰相から追放を言い渡される~だが、聖女の護衛の任は表向きの話。国がボロボロになったから戻ってこい?敵国の皇帝に仕えているのでもう遅い!俺は帝国を黄金時代へと導く~
学院を首席で卒業したジークは聖女の護衛として宮廷で王に仕えていた。聖女の護衛、その任は先代宰相の時まで代々一番優秀な人物が成る職業で、国の内政や、暗殺阻止など重要な仕事を陰で行う仕事であった。だが、常に酒におぼれている国王はそのことを知らず、宰相はジークが平民上がりなことが憎く、ジークにクビだと宣告....