一理の小説一覧

小説家になろう

八年前に婚約解消した彼がなぜか会いに来ます

私には生まれたときから婚約者がいた。私は八歳年上の彼に非常になついていて将来お嫁さんになるのを疑っていなかったが私が九歳の時、よんどころない事情で婚約は解消された。それから彼は隣国に渡り八年後、私が十七歳の時にこの国に帰って来た。成功者として。私とは八年前に婚約を解消し、赤の他人で成功者の彼とは住む....
著者 : 一理
小説家になろう

婚約破棄には賛成だけどぉ王太子妃にはなりませーん!

 可愛い子爵令嬢エステラと結婚するため舞踏会の会場で知性品性共に完璧な侯爵令嬢に婚約破棄を告げた王太子イサーク。途中までは上手く行っていたと思うのに「困ります!」と異議を唱えたのは腕にぶら下げた可愛い令嬢エステラだった。え?どうして?イサークの混乱をよそに話は進んで……?  連載の合間にふと思いつ....
著者 : 一理
小説家になろう

やっと婚約破棄されたら辺境に連れ去られてしまいました。どうしてこうなった?

 社交シーズンの始まりを告げる王家主催の大夜会。紳士淑女が笑いさざめくその会場にネイサム第二王子の大声が響き渡った。「もうお前にはうんざりだ!……お前との婚約を破棄する!!」  皆びっくり仰天。国王、王妃、第一王子不在のこの夜会にはネイサム第二王子の暴走を止められる者はいない。それを狙っての婚約破棄....
著者 : 一理
小説家になろう

え?婚約破棄ですか?聞こえなかったんですけど。

 卒業パーティーの会場、私、レティシア・クレイトンは婚約者である第一王子、オスカー様を待っていた。そこへ遅れてオスカー様が入ってきた。後ろに新しい恋人と噂されるアリステア様を従えて。  オスカー様は私を見つけると鬼のような形相で近づいてきた。周囲はヒートアップして喧騒が増すばかりだ。少し離れて立ち止....
著者 : 一理