伊織ライの小説一覧

小説家になろう

息子より、犬が可愛い

息子は私がいなくても生きていく。 けれど私の犬は、私がいなければ死んでしまう。 だから可愛い、私だけの犬。....
著者 : 伊織ライ
小説家になろう

「寄生虫」と呼ばれた私が、異世界で最後の男に出会うまで

 結婚して6年、義母の介護歴5年。夫は浮気に勤しみ帰ってこない。それでも必死で、求められるままに自分の役割を果たしてきたつもりだったのに……『寄生虫』と呼ばれていたことを知り、張り詰めていた糸がプツン、と切れた。  トラックに轢かれたと思ったら、神だと名乗る者から『これからは好きなように生きればいい....
著者 : 伊織ライ
小説家になろう

「頼れるお姉ちゃん」を捨てた私が、その夜拾ったものは

 うんざりするほど仲が良い両親は、際限無しに子供を作っては産む。その面倒を見るのは長女であるジェシカだ。お姉ちゃんだから、お姉ちゃんだもの、お姉ちゃんお姉ちゃんお姉ちゃん……。  またもうひとり弟か妹が生まれると聞いたその日、ジェシカの心は折れた。家を出て、自分のためだけにお金と時間を使う。月に一度....
著者 : 伊織ライ
小説家になろう

赤錆の花嫁は辺境の竜騎士に愛を捧ぐ

 コーラルは伯爵家の後継として厳しい教育と、その後は父の代わりに執務に追われる日々を送っていた。政略結婚の両親は不仲でどちらも家に寄り付かず、その母も事故で亡くなった。17歳になった頃、父が継母と後継になるという弟を連れ帰った。これまでの努力と苦労は全て無駄になったのだ。淡い思いを抱いていた幼馴染に....
著者 : 伊織ライ