加上の小説一覧

小説家になろう

ノーラント家の異母姉妹

ノーラント侯爵家には二人の娘がいる。一人はベリンダ。前ノーラント女侯爵の忘れ形見。一人はシルフィ。入り婿である現ノーラント侯爵が浮気をしてできた娘だ。実父と継母に虐げられて育ったベリンダは知っている。シルフィはみなに愛される少女。婚約者が彼女に首ったけになり、公衆の面前で婚約破棄を突きつけてきたとし....
著者 : 加上
小説家になろう

そんなにわたくしのことが好きなのですね

エデン・ローズ王立学園では第一王子であるラヴァルトは常にミッシェル・メイアン男爵令嬢と行動している。ヴェルヴィーナスという婚約者がいるにも関わらず。ヴェルヴィーナスはラヴァルトが自分との婚約を破棄してミッシェルを王妃に迎えるという噂にも全く動じず美しく微笑むだけだ。そして学園の卒業式の場でラヴァルト....
著者 : 加上
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わたくしには役不足ですわ。

王太子・ルノーは己の誕生日パーティーで婚約者であるエルティエ・サタナトゥス公爵令嬢に婚約破棄を突きつけた。彼女は「わたくしには役不足だと思っていましたの」と二つ返事で受け入れる。 ルノーが喜んだのもつかの間、父である国王はエルティエに頭を下げたばかりか「皇女殿下」とエルティエを呼ぶのだった。....
著者 : 加上
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仮面夫婦のはじめかた

結婚して三年、夫が他界してから二年。未亡人になった私のもとにまた縁談が舞い込んできた。まだ若いのだから――そう後押しされたけれど、結婚する気なんてさらさらない。あんな思いはもうしたくない。けれど相手の伯爵はこう言った。「君は夫を愛しているままでいい。なぜなら、私にも愛する人がいるからだ。三年後に彼女....
著者 : 加上
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妹の婚約破棄騒動に巻き込まれた姉、嫁ぎ先で文官稼業に勤しみます

由緒正しい侯爵家に生まれた私の人生は、妹と王子の婚約が決まった瞬間に犠牲になった。両親は妹だけを可愛がり、妹には見下され、妹を着飾らせるためだけに婚約した相手には文句しか言われない毎日。 そんな中なんと王子が妹に人前で婚約破棄を突きつけてきて、結局婚約は破棄され私の婚約も破談になった。せめてと慰謝料....
著者 : 加上
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ならば拳で語りましょう

公爵令嬢であるジャネットは人前で婚約破棄を宣言された。婚約者だった王子には発言を許可されていない。なので拳を握り脇を締め、まっすぐに振りぬいた。王子の頬めがけて。....
著者 : 加上
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寝取られ令息と面食い令嬢の婚約とその顛末

王女が結婚を一か月後に控えた侯爵子息との婚約破棄を宣言した。どうにも、聖女と結ばれた王太子と同様に王女も「真実の愛」を見つけたらしい。傍から眺めていた私は他人事ではないなと眺めていた。なにせ、私もつい先日婚約者に「真実の愛」を理由に婚約を破棄されていたのだ。王女に婚約破棄を宣言された侯爵子息はすんな....
著者 : 加上
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平凡な王子殿下は素敵なあの子と婚約破棄したい

顔も頭も平凡な第一王子は王位も婚約者も自分にもったいないと思っている。 彼女を幸せにして、かつ王位を賢い弟に譲るには――そうだ、婚約破棄だ!....
著者 : 加上
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悪役令嬢は逃亡先でヒロインを演じる

キャロライン・アシュベリー侯爵令嬢は男爵令嬢を虐めた罪で第一王子に婚約破棄を言い渡される。 婚約者と実家に見切りをつけたキャロラインは母方の実家のある皇国へ渡り、男爵家の令嬢として学園へ編入した。 そこでなぜか皇子や高位貴族の令息に言い寄られ……?....
著者 : 加上
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侯爵令嬢なんかやめてやる!

私が七歳の時、一つ年下の女の子が家にやってきた。 彼女は父が外の女性に産ませた子供で、母は彼女につらく当たり、父もろくに相手をしなかった。仕方がないので私がきちんと食事ができるように、使用人に陰口をたたかれないように、教育を受けられるように、侯爵令嬢としてふさわしく着飾れるように、様々な便宜を図った....
著者 : 加上