矢野りとの小説一覧

小説家になろう

旦那様の溺愛が常軌を逸している件【おまけの話追加】

貴族には珍しく恋愛を経てから、私と旦那様と結ばれた。 順風満帆な結婚生活なのだけれど悩みもある。 ――それは旦那様からの溺愛が過ぎること! 贅沢すぎる悩みまたは惚気だと思われるかもしれない。けれど、私、本気で困ってます! 今日も誰かが殺られそうなので……。 愛が激重の旦那様と私の攻防と、それ....
著者 : 矢野りと
小説家になろう

永遠の誓いを立てましょう、あなたへの想いを思い出すことは決してないと……

ある日突然、私はすべてを失った。 『もう君はいりません、アリスミ・カロック』 恋人は表情を変えることなく、別れの言葉を告げてきた。彼の隣にいた私の親友は、申し訳なさそうな顔を作ることすらせず笑っていた。 恋人も親友も一度に失った私に待っていたのは、さらなる残酷な仕打ちだった。 『八等級魔術師....
著者 : 矢野りと
小説家になろう

おかえりなさいと言いたくて……

神託によって勇者に選ばれたのは私の夫だった。妻として誇らしかった、でもそれ以上に苦しかった。勇者と言う立場は常に死と隣り合わせだから。 『ルト、おめでとう。……でも無理しないで、絶対に帰ってきて』 『ああ、約束するよ。愛している、ミワエナ』 再会を誓いあった後、私は涙を流しながら彼の背を見送った....
著者 : 矢野りと
小説家になろう

幸せな番が微笑みながら願うこと

偉大な竜王に待望の番が見つかったのは10年前のこと。 まだ幼かった番は王宮で真綿に包まれるように大切にされ、成人になる十六歳の時に竜王と婚姻を結ぶことが決まっていた。 ――幸せな未来は確定されていたはずだった…。 だが獣人の要素が薄い番の扱いを周りは間違えてしまう、それは大切に想うがあまりのすれ....
著者 : 矢野りと
小説家になろう

前世で処刑された聖女はひっそりと生きていくと決めました〜今世では黒き薬師と呼ばれています〜

――『偽聖女を処刑しろっ!』 民衆がそう叫ぶなか、私の目の前で大切な人達の命が奪われていく。必死で神に祈ったけれど奇跡は起きなかった。……聖女ではない私は無力だった。 何がいけなかったのだろうか。ただ困っている人達を救いたい一心だっただけなのに……。 人々の歓声に包まれながら私は処刑された。 ....
著者 : 矢野りと
小説家になろう

前世で処刑された聖女はひっそりと生きていくと決めました〜今世では黒き薬師と呼ばれています〜【おまけの話追加】

――『偽聖女を処刑しろっ!』 民衆がそう叫ぶなか、私の目の前で大切な人達の命が奪われていく。必死で神に祈ったけれど奇跡は起きなかった。……聖女ではない私は無力だった。 何がいけなかったのだろうか。ただ困っている人達を救いたい一心だっただけなのに……。 人々の歓声に包まれながら私は処刑された。 ....
著者 : 矢野りと
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一番になれなかった私が見つけた幸せ〜誰かではなく、私はあなたを選びます〜【完結・おまけの話追加】

――『後宮に相応しい華を献上せよ』 大国ローゼンの王妃が亡くなってから半年が経ったある日、周辺国へと通達が送られてきた。つまり国王の王妃または側妃となる者を求めていると。 各国の王家は新たな繋がりを得る機会だと色めきだった。 それは我が国も同じで、選ばれたのは婚約者がいない第二王女。 『……嫌で....
著者 : 矢野りと
小説家になろう

一番になれなかった私が見つけた幸せ〜誰かではなく、私はあなたを選びます〜【完結】

――『後宮に相応しい華を献上せよ』 大国ローゼンの王妃が亡くなってから半年が経ったある日、周辺国へと通達が送られてきた。つまり国王の王妃または側妃となる者を求めていると。 各国の王家は新たな繋がりを得る機会だと色めきだった。 それは我が国も同じで、選ばれたのは婚約者がいない第二王女。 『……嫌で....
著者 : 矢野りと
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一番になれなかった私が見つけた幸せ〜誰かではなく、私はあなたを選びます〜

――『後宮に相応しい華を献上せよ』 大国ローゼンの王妃が亡くなってから半年が経ったある日、周辺国へと通達が送られてきた。つまり国王の王妃または側妃となる者を求めていると。 各国の王家は新たな繋がりを得る機会だと色めきだった。 それは我が国も同じで、選ばれたのは婚約者がいない第二王女。 『……嫌で....
著者 : 矢野りと
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誰の代わりに愛されているのか知った私は優しい嘘に溺れていく

彼がかつて愛した人は私の知っている人だった。 髪色、瞳の色、そして後ろ姿は私にとても似ている。 いいえ違う…、似ているのは彼女ではなく私だ。望まれて嫁いだから愛されているのかと思っていたけれども、それは間違いだと知ってしまった。 『私はただの身代わりだったのね…』 彼は変わらない。 いつも優しい言....
著者 : 矢野りと