美紗登の小説一覧

小説家になろう

形勢は記憶喪失にて逆転

半年前、セゲルは同僚のメリサに告白されて彼女を振る。その後、不慮の事故で記憶喪失になってしまったメリサから、「どうやら記憶を失う前の自分には好きな人がいたらしい」という相談を何故かセゲルは持ちかけられる。◆高慢ちきで素直じゃなくて面倒くさい男が、地味で冴えないと思いきや意外と芯の強い女に、告られたり....
著者 : 美紗登
小説家になろう

こじらせ男女縁談蜜柑

「君の姉さんの好きなものを知っていたら、教えて欲しいんだ」姉に想いを寄せる男にそう問われたローアは、とある嘘を彼に教える。その数年後、何故かローアはその男と縁談をすることになってしまって——?◆罪悪感と劣等感を拗らせた暗い女と、生真面目で少しズレている、蜜柑に頼りまくりな男が、無自覚にすれ違いつつも....
著者 : 美紗登
小説家になろう

罪滅ぼしにあぐらをかくな

使用人のエデニアは、帝国で有名な資産家の屋敷に勤めている。エデニアは己の主人の男が嫌いだ。それにもかかわらず黙って大人しくその男に仕えているのは、4年前のとある出来事の罪滅ぼしのためだった。◆卑屈で生意気な使用人の女と、偉そうで意地っ張りな金持ちの坊ちゃんが、昔の過ちと不幸のせいでギスギスして地獄み....
著者 : 美紗登
小説家になろう

透明聖女の粘り勝ち

一生分の白パンを含めた報酬と引き換えに邪神討伐を見事成し遂げた聖女ユディタ。しかし、聖女の力の使い過ぎのせいで彼女は意識を失ってしまう。次に目を覚ました時、何故かユディタの身体は透けてしまっていて──?◆食い意地の張った愚直で明るいお馬鹿な女と、嘘が下手くそな頑固で堅物な男の、戦友以上恋人未満で不器....
著者 : 美紗登
小説家になろう

掃除婦シーラの濃すぎる一日

少し気弱な少女、シーラ・メルディスは城に仕える掃除婦である。いつも通りの一日を過ごすはずが、食堂で苦手な相手とぶつかったのを皮切りに、彼女の一日は日常からかけ離れて、どんどん濃くなっていく──!◆とある掃除婦の女の子が時を超えてプチアドベンチャーを繰り広げるおはなし。本編3話+後日談3話の全6話。....
著者 : 美紗登
小説家になろう

夫婦喧嘩は物も言えない

父親に借金の形に売られたリネットは、いつも怒っている。それもこれも全て、自分を買ったろくでもない夫のせいだ。◆気が強くて可愛げのない短気な女と、自分で自分の首を絞めまくっている、愛が重めなクズ男の、歪で不器用な夫婦関係が変わる数日間のおはなし。全2話。....
著者 : 美紗登