流れ星行進曲

 ”シンガーソングライターになる”

高校一年の澤田菜穂《さわだなほ》は
隣に住む幼馴染み二村樹《ふたむらいつき》の夢を幼い頃から知ってひそかに応援し続けていた。そして樹がシンガーソングライターになり、有名になることは、菜穂の夢になっていた。新学期が始まり、日がたつにつれ、菜穂はシンガーソングライターの夢を持つ樹がとある理由から、自分のことを気に止め、側にいたいがために、樹が夢をあきらめてしまうのではないかと不安を抱いていた。恋はしている。けど、成功はさせない。菜穂の樹離れは、少しずつ始まった。

レビュー