青の教場 Aim high, Fly higher

航空自衛隊には、航空学生と呼ばれる若い自衛官らがいる。
これは将来のパイロットを目指す彼らの、二年間の物語。

「太陽の光が跳ねたんだ、F-15の翼に」

18歳、春。

普通高校を卒業したばかりの天海翼(あまみ つばさ)は、真新しい制服に身を包んでいた。
パイロットになる。
そう決めて受験し、合格した航空学生。希望と不安を抱えて踏み出した一歩は、予想をはるかに超えた日々を連れてきた。
慣れないのは、集団生活や基地内の生活だけじゃない。
規則に訓練、学科、独特の言葉の全てに戸惑う日々。

だがそれはやがて、
同期の仲間との絆をつくり、体と心を強く豊かなものへと成長させてゆく。
二年目。
恋も、友人も、仲間も、家族も天海のそばにあった。
基地での生活すらも慣れて楽になったころ。

その悲劇が起きる。

夢を持つ誰もが抱える思いを、苦しみを、喜びを。
学びも、後悔も、絶望も、希望も。
悲しみも、慈しみも、ひとつひとつを。
躓きながら、手を借りながら立ち直り、また彼らは駆け抜けてゆく。
ーーーー空を目指して。

*素敵な表紙は、シークレット画家”SUG”氏によるものです。
*この物語はフィクションです。

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