めんどくさがりな俺は学園のマドンナ先輩からの告白を断る。けど、なぜかあきらめてくれない。

著者:三葉 空

 桜木高校に通う1年生の東野 丈彦(ひがしの たけひこ)は、基本的にめんどくさがり。
 だから、なるべく省エネで、無事平穏に生きることが目標。
 将来の夢は公務員である。
 そんな彼が通う学園には、2年生でマドンナと呼ばれる神田 伊鶴(かんだ いづる)がいる。
 みんなが羨望の眼差しを浴びせる彼女に対し、丈彦は面倒そうだから関わりたくないと思う。
 みんなから注目されて、それに応える生き方は面倒だし、疲れる。
 だから、あまり関わりたくないと思っていた。
 そもそも、関わることもないだろうし。
 けど、そんな丈彦にまさかのラブレターが届く。
 その送り主は神田 伊鶴と書かれている。
 誰かのいたずらだろうと思ったら……まさか、まさか本人で?
 そのまま、告白されてしまう。
 普通なら、絶対に受ける学園のマドンナからの告白。
 けど、丈彦はこれをあっさりと断った。
 それで終わりかと思ったけど……
 マドンナ先輩は、とにかくあきらめが悪かった。
*この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
 また、実際の人物・団体等と関係のない、フィクションです。
 あらかじめ、ご了承下さい。…続きを読む

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