青春負け組男が儚げで尊い美少女を助けたら、いつの間にか人生変わった件

著者:紫ユウ

高校1年生の高柳新(たかやなぎあらた)は、高校のスタートに失敗して以降、青春の負け組と呼べる生活をしていた。
家→学校→バイトと特に変化のないそんな日々の繰り返し。
クラスメイトのいつも楽しそうな光景を眺めているだけで輝かしいことなんて――何もなかった。
冬のある日、お気に入りの暇潰しスポットで同級生——神崎乃華(かんざきのか)と出会う。
儚げで尊く、芸術と称される美人。マイペースで捉えどころがないが、人に囲まれない時がない。全てを持ってる人気者——それが神崎だった。
そんな彼女が寒空の下、薄着でいれば嫌でも気になってしまい、新は声をかけていた。
この出来事がキッカケで二人は関わってゆくことになる。
最初こそは放課後のちょっとした時間のみの関り合い。
それだけだったのに——
「……お腹すいた」
「ほら、パン」
「ありがと。じゃあ私の重箱弁当をあげる」
「それ……つりあわなくね?」
と、休みを一緒に過ごしたり、夢を応援したりと関わることが多くなる。
マイペースで不思議な彼女に振り回されながら、新の負け組な生活がガラリと変化してゆくことになるのであった。
◇◇◇
これは二人の関係、環境が少しずつ変化してくラブコメです。…続きを読む

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