俺のスキルが【無】だった件

 会社から帰宅中に若者に親父狩りされていた俺、秋刀魚《さんま》蕩児《とうじ》。
 攻撃してきたのを捌いて、逃れようとしていた時に眩しい光に包まれた。
 気がつけば、見知らぬ部屋にいた俺と俺を狩ろうとしていた若者五人。
 偉そうな爺さんにステータスオープンと言えと言われて素直に従った。
 若者五人はどうやら爺さんを満足させたらしい。が、俺のステータスは爺さんからすればゴミカスと同じだったようだ。
 いかなり金貨二枚を持たされて放り出された俺。しかし、スキルの真価を知り人助け(何でも屋)をしながら異世界で生活する事になった。

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