魔王な俺とヤンデレ聖女

ただの雇われ行商人。それが俺だった。
そんな俺が何の因果か勇者から恨みを買い、世界中から信仰を集める『女神教団』から魔王認定されてしまう。
ただの濡れ衣……だった。
魔王と認定された当時はただの一般人だったが、今の俺は『邪神の加護』を与えられてしまった。
人はそれを『魔王』と呼ぶ。
名実ともに魔王となった俺。
そんな俺に語りかけてくる謎の声。
「貴方の血に私の血を混ぜて私と貴方を繋ぐ回路を形成していますし、地の果てに逃げても私にはわかります」
「い、いつ、俺に血を注入したんだ?」
「昨日貴方が寝ている時にこっそりと」
「ひっ!?」
ストーカーの声を頼りに理不尽な世界を生き抜く!?

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