十年目、帰還を諦めた転移者はいまさら主人公になる

著者:氷純

転移十年目。最初こそ心躍るファンタジー世界も十年は夢から覚めるのに十分な時間だった。
十年間、日本への帰還の方法を探していた主人公トール(輪鎖 透)は帰る術を見つけられず、ついに帰郷を諦める。
そんなトールの元に舞い込んだ依頼は――地球の知識を持つとある双子の護衛依頼だった。
本作は小説家になろうに同時投降しています。

レビュー