【ざまぁ回!】追放された元ギルド職員、【覚醒鑑定】で天才少女たちの隠れたスキルを覚醒&コピーして伝説の冒険者(不本意)となる ~おい、俺を最高最強と持ち上げるのはやめてくれ。「何で?」って顔しないで~

著者:ソウイチ

「ええい、うるさい! 貴様は追放、これは決定事項だ!」
レベルが低すぎるという理由でギルドから追放された元職員イスト。
彼が持つ高い事務処理能力と鑑定眼はギルド運営になくてはならないものにもかかわらず、それが評価されることはなかった。
世の中は空前のバトルブーム。
高レベルや強い戦闘スキルがもてはやされる中、イストを雇うところはどこにもない。
途方に暮れたイストは、かつて世話になった孤児院で働こうとするが、そこで1人の少女がモンスターに殺されそうになっている場面に遭遇する。
敵とのレベル差4倍以上。しかも相手は超レアモンスター。
だがイストは機転を利かせてモンスターを打ち倒し、少女を救う。
すると――。
《ギフテッド・スキル【覚醒鑑定】が解放されました》
命懸けでモンスターを倒したことにより、イストの天賦の才が開花したのだ。
この【覚醒鑑定】は他人の隠れたスキルを解放し、かつそのスキルをコピーして使用できるという、破格の能力だった。
そして助けた少女も特別な戦闘スキルの持ち主であることが【覚醒鑑定】で判明。
スキルコピーにより、イストは本人が想像もしていなかった万能の強者への道を歩むことになる。
一方、イストを追放したギルドは事務処理が止まって、ほぼ崩壊状態に。
「戻ってきてくれ」という要請をイストはきっぱり断る。
これは、理不尽に追放された男が、保護した天才少女たちにめちゃくちゃ溺愛されながら、ついには【覚醒鑑定】の力で伝説の冒険者に(不本意ながら)なってしまう物語。
※『小説家になろう』でも連載しています。…続きを読む

レビュー