魔物をテイムしたので忌み子と呼ばれ一族から追放された最弱テイマー~今頃、人間にはお前の力が必要だと言われても魔王の息子になったのでもう遅い~

著者:柊彼方

「一族から出ていけ!」「お前は忌み子だ! 俺たちの子じゃない!」
 テイマーのエリート一族に生まれた俺は一族の中で最弱だった。
 この一族は十二歳になると獣と契約を交わさないといけない。
 誰にも期待されていなかった俺は自分で獣を見つけて契約を交わすことに成功した。
 しかし、一族のみんなに見せるとそれは『獣』ではなく『魔物』だった。
 その瞬間俺は全ての関係を失い、一族、そして村から追放され、野原に捨てられてしまう。
 だが、急な展開過ぎて追いつけなくなった俺は最初は夢だと思って行動することに。
「やっと来たか勇者! …………ん、子供?」
「貴方がマオウさんですね! これからお世話になります!」
 これは魔物、魔族、そして魔王と一緒に暮らし、いずれ世界最強のテイマー、冒険者として名をとどろかせる俺の物語

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