小説家になろう 【短編作】教室の嘘、桜の下の涙。 〜孤高のツンデレ美少女の心の声が俺の頭にだけ響いてくる〜 新宮理(しんぐうさとる)には生来の特殊能力があった。 それは新宮家の子に度々現れるものの一つで、理(さとる)の場合は『相手の心を読む』というものだった。 能力は成人する頃には消えるのだという。よって理は能力に頼ることをせずに生きていくことを自分に課していた。 クラスメイトの桜木有栖とは中学.... 著者 : 斎藤ニコ 2021.07.15 小説家になろう