小説家になろう 契約結婚のその後〜追い出した夫が私の価値を知るまで〜 「愛する人が私にはいる。だから、君との婚姻は時がくれば破棄する。短期間でも侯爵家に嫁げるのだ。文句はないだろう?」 それが、私の夫となる人の第一声だった。 自分の価値なんてその程度だと知っていたはずなのに、どうしてか少し涙が出そうになる。 それでも彼は、実家から離れさせてくれた人なのだ。 .... 著者 : 影茸 2022.02.16 小説家になろう