小説家になろう 私の親友は、今日もどこかで溺愛される 親友の公爵令嬢イリステレサが国を出たのは、学院の卒業記念パーティーの日。 私達は十八歳だった。 あの日の出来事を、私は何十年経った今も鮮明に思い出すことが出来る。 それ程に強烈な別れだった。 もう二度と会えない親友イリステレサ。 遠くへいってしまった彼女の幸福を願うシシィの一人語り。 主人公.... 著者 : 高瀬海之 2024.03.06 小説家になろう