王太子妃の小説一覧

小説家になろう

この朝に辿り着く

「あはははは」 「どうしたんだい?」 いきなり笑い出した私に、殿下は戸惑っているようです。 だけど笑うしかありません。 だって私はわかったのです。わかってしまったのです。 「……これは夢なのですね」 「な、なにを言ってるんだい、カロリーヌ」 「殿下が私を愛しているなどとおっしゃるはずがありません....
著者 : @豆狸
小説家になろう

フィナーレは飾れない

「もってあと半年でしょう」 頭が真っ白になった。アリエア・ビューフィティはあと半年で死ぬらしい。アリエアは公爵令嬢で王太子の婚約者だ。ただでさえ余命が半年だと宣告されて頭が追いつかないのに、ある日アリエアは見てしまう。婚約者である王太子と、見知らぬ令嬢がキスをしているのを。 *R15は保険です *....
著者 : ごろごろみかん。
アルファポリス

王太子は想わせ令嬢の虜〔R18〕

生まれた時から大きな魔力を持つリリベルは、それを抑えることのできる相手と結婚する運命にあった。 唯一力を制御できる幼馴染が運命の相手だと思っていたが、ある日王太子に一目惚れされてしまう。 リリィの魔力を抑えるためには相応の相手との魔力の中和が鍵となることを知った幼馴染はリリィのために動き出す。 ほの....
著者 : 乙葉陽