自意識過剰の小説一覧

小説家になろう

ええと、その顔で仰います?

「この結婚は両家の事業を強める為のもの。とはいえ、私が貴様を愛する事は無いっ。よって、お飾りの妻だ! 愛する女との間に生まれた子を私の跡取りにするっ。良いな!」  両家の事業を強める為と解っていての発言とは思えませんが。 「ふっ。この私に愛されないことがショックで何も言えないか。まぁそうだろうな....
著者 : 夏月 海桜
小説家になろう

名ばかりの辺境伯

今日はエミリアの誕生日パーティー。 そこに従姉妹のリリィを連れ添って婚約者のジミーが現れた。 「婚約破棄?はぁ、そうですか。」 「ジミー、剣をもちなさい」 婚約破棄の行方はーーー?....
著者 : 還奈
小説家になろう

愛しておりますわ、“婚約者”様

「リゼオン様、愛しておりますわ」 それはマリーナの口癖だった。  伯爵令嬢マリーナは婚約者である侯爵令息のリゼオンにいつも愛の言葉を伝える。  しかしリゼオンは伯爵家へと婿入りする事に最初から不満だった。だからマリーナなんかを愛していない。  リゼオンは学園で出会ったカレナ男爵令嬢と恋仲になり、....
著者 : ラララオキ
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完璧王子は愛されていることを疑わない

陛下から国全体にある発表があった。それは『奴隷解放』や『孤児院改革』などの多くの功績を残している優秀な王太子のユーグ・トズベルンが病のためにその地位を降り、治療に専念するというもの。多くの人に慕われている彼は数年前から体調を崩し、心配されていた。 ───時を遡って、三年前。 ユーグの婚約者、ティ....
著者 : 望月せな(宮野藍)