跡継ぎの小説一覧

小説家になろう

「ずるい」が口ぐせの妹へ……もう限界なの、ごめんね。

「お姉さま、ずるい!  わたくしの方がそのドレスは似合うのに!」 「でもね、ルティア、あなたには少し大きすぎるから」 「そんなことはないわ!  あ、お父さま!お姉さまが意地悪なことを言うの!」  妹のルティアは青い目をうるませながら、父の元に駆け寄った。  いつものこと。  もうため息も出ない....
著者 : くまの ほたり
小説家になろう

跡継ぎが産めなければ私は用なし!? でしたらあなたの前から消えて差し上げます。どうぞ愛妾とお幸せに。

私リサーリア・ウォルトマンは、父の命令でグリフォンド伯爵令息であるモートンの妻になった。 政略結婚だったけれど、お互いに思い合い、幸せに暮らしていた。 しかし結婚して1年経っても子宝に恵まれなかった事で、義父母に愛妾を薦められた夫。 「承知致しました」 夫は二つ返事で承諾した。 私を裏切らな....
著者 : kouei
小説家になろう

公爵家の次男坊

公爵家の次男坊に生まれ、将来は悠々自適に暮らそうと思っていたある日、父親に呼び出され公爵家を継げと言われてしまう。 後を継ぐ予定だった兄に文句を言いに行くが・・・。....
著者 : 瀬崎遊
小説家になろう

旦那様はお仕事に向かわれましたか?

結婚した翌日から旦那様はお仕事が忙しくて中々帰ってきてくれません。 執事に今日は帰ってこられますか?と毎日聞きますが1ヶ月が経った時、10日しか帰って来てくれませんでした。 本当に忙しいようで、言葉をかわすことも儘なりません・・・。 『旦那様はお仕事にいかれましたか?』と、 『旦那様の事情』をよろし....
著者 : 瀬崎遊