逃げるしかないだろう

舞台は1980年頃。大阪ミナミの道頓堀に、ジュエリーボックスというキャバレーがあった。新人の黒服、譲治は、そこで月夜というホステスに出会う。傷つき、すれ違い、揺れる心。好きなだけでは、一緒になれないんですか。

この作品は、前作「本読みクラブー怪人二十面相が好きだった僕らの時代ー」で登場した、譲治を主人公とした、同じ世界のお話です。

レビュー