脳筋妹を聖女にできるのは俺の愚者スキルだけ

「……ここは、どこだ?」
渋谷駅へ向かって歩いている途中、突然、見知らぬ森に迷い込んでしまった少年、掵木燐太郎(はばきりんたろう)。
スマホを確認すると、記憶に三十分以上の空白があることに気づく。
「三十分の間に、いったい何が……」
手がかりは、足元に転がっているカギ付きのウエストポーチだけ。
その時。
途方に暮れる燐太郎の背後で人の気配が……。

※冒頭のエピソードにて、本作のプロットを公開しております。
ネタバレを含んだ内容となりますので、状況の整理や、途中から読み始めたい、といった場合等にご参照下さい。

※表紙は「天使ちゃんメーカーDECO|Picrew」にて作成させて頂きました。

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【各話、あとがきについて】
本文中の専門用語や、意味の分かり難い単語などについて補足説明しています。
内容については本編の文脈だけで楽しんでいただけるよう執筆しているつもりですが、単語の意味など、さらに詳しく理解したい場合は後書きをご参照ください。

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