原点の書と崩壊までの序曲 〜大幅改訂版!〜

──俺は、結局・・・・・・何をしたかったんだ・・・・・・?

レイン・クロフォード。『何事もマイペースに。億劫な事は適当に』が座右の銘である彼はある日、鉄道を降りて仕事を済ませた帰りに、ローブ姿の少女に爆殺されかける。すぐにその場から逃げたが、追手が徐々に彼を追い詰めていく。逃げ切れないと判断したレインによって、なんとかローブ姿の集団を制圧した。しかし、集団のリーダーが口にした〝ウロボロス〟という単語。その単語に、レインは途轍もなく嫌な予感を覚える。

後日、上層部からの指示で、帝都に向かう予定だったレインと同僚のステラは、フラウラの森での失踪事件を捜査する事になる。失踪事件の解決後に感じた嫌な視線。

そして〝ウロボロス〟という、たったひとつの単語。全ては始まりの書〝原点の書〟に記されている。

レイン達は、知ることの恐怖、知ったあとの絶望に打ち勝つことは出来るのだろうか? 面倒な汚れ仕事を彼が続けている理由とは? 魔獣や紛争による社会問題が目立つ裏で、ある巨大な組織がレイン達に忍び寄る・・・・・・!

※この小説は、改訂版です。ご注意下さいっ!

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