「君を愛することはできない」と、同じ傷を抱える君に言った

著者:今紺 軌常

結婚式を終えた夜、妻になったアクアにフレッドは「君を愛することはできない」と告げた。それは彼女も同じはずだ。二人は学園で起こった事故で愛する婚約者を失った者同士だったから。けれども、彼女は「フレッド様を愛したい」と答える。亡き婚約者は悲しみ続けることを望んでいないはずだから。傷の舐め合いから始まった二人は再び誰かを愛することはできるのだろうか。

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