甘さ可愛さ溺れたい

幼い頃
わたしには王子様がいた
「芙結は、ずっと僕のだよ。
ぜったい他のやつには渡さない」
ずっとそばにいてくれると思っていたのに
気づいたら王子様は
わたしのそばからいなくなっていた
✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚
栗原芭瑠 (くりはら はる)
×
白花芙結 (しらはな ふゆ)
✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚
きっと幼い頃の恋心なんて
時が経つとともに薄れていくものだと思っていたのに
事態は急変
数年後のわたしの18歳の誕生日
幼い頃の記憶で止まったままの
王子様が突然現れて
「これで芙結は完全に僕のものになったね」
にこにこ笑いながら、
わたしの左手の薬指に指輪をはめて
「もうぜったい離したりしない。
ずっと僕のそばにおいておくつもりだから」
なぜかプロポーズされて、
おまけに一緒に暮らすことになりました



「芙結の可愛さは僕のもの」
甘さ可愛さ溺れたい
*End 2020.01.13*
*番外編公開中です*
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