夜明けのあの子 きみのいない朝

著者:東屋千草

コルネリア・バルベリーニは、金髪碧眼の完璧な紳士であるオズヴァルド・カロージェロと婚約を結んでいた。オズヴァルドの妻として、領主夫人になるべく努力し続けた。氷の薔薇のようだと言われても、努力して、努力し続けて。でも、オズヴァルドが選んだのは妹だった。春の妖精のように愛らしいレオノーラ、いつも、コルネリアの大切なものを奪っていく愛する妹。妹の婚約者だった男と婚約させられて、コルネリアは思った。幸せになどなれるはずないと。

執筆済み、毎日0時投稿

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