流刑の際に殺されそうになったので隣国に逃げ出しました。

著者:成瀬

まあ、よくある流れでございます。ええ、そう。私、リリシア・ファルカスは婚約者を奪われまして、罪を擦り付けられ流刑になりましたの。ノヴァ様は子爵家のマリア様の腰を抱いて、私に婚約破棄を宣言されました。その後は身に覚えのない罪によってそのまま、本当にそのまま、こうして罪人が乗る馬車にて運ばれているのでございます。

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